yellowpagesjp.net | 15.0%割引 歌川豊国 江戸の絵師「写楽を超えた男」2019年太田記念美術館で

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歌川豊国は江戸芝神明前三島町に住む、木彫りの人形師・倉橋五郎兵衛の息子として生まれ後に歌川豊国は江戸の歌舞伎役者を描いた役者絵が有名で出世作となったのも「役者舞台之姿絵」というシリーズでした。寛政6年(1794)に売り出されたこのシリーズは、透明感のある爽やかな筆致で描き出される歌舞伎役者の姿が大人気となります。同じ年に大首絵28枚からなるシリーズでデビューをしたのが、東洲斎写楽。そしてすでに大御所であった勝川派の勝川春英と三つ巴の争いとなりましたが、写楽はあまり人気が続かずに10ヶ月ほどで姿を消し、春英も数年後には役者絵から手を引きましたが豊国は人気、実力ともに役者絵のトップランナーとして自己の表現を追求していくこととなります。
2019年「写楽を超え、歌麿に挑み、北斎と競った男」の編集企画展示会が太田記念美術館で公開され改めて豊国の偉大さを知った方も多い事と思います。
 豊国は歌舞伎役者だけでなく、美人を描く名手でもありました。豊国がデビューした頃の絵師、喜多川歌麿の描く艶やかな女性とは毛色の違う、健康的で柔らかな女性像を描き、人気となります。また豊国は、市井のさまざまな職業や階層の女性に目を向けたことでも知られています。
 いくつもの版元の依頼を受けて締切に追われ、しばしばカンヅメとなる超売れっ子絵師でした。しかし、決して筆は早い方ではなかったようです。ある裏屋でカンヅメとなっていた時、花見の時期なので豊国が隅田川辺りに繰り出したいと言ったところ許されず、一計を案じた版元が桜の枝を取ってきて部屋に生け、なんとか絵を描かせたという話や、式亭三馬と組んだ『阿古義物語』という読本では、豊国がなかなか挿絵を描かず、三馬や版元が怒ったり、一部を弟子の国貞が手伝って出版にこぎつけたという話も残っています。どこか昭和の流行漫画家を彷彿とさせるような、大物ぶりを感じさせるエピソードです。
 本品は保管状態もよく得意の歌舞伎絵の一場面での一級品です。そういうものをお探しの方は是非この機会に。写真の6,8,10で解ると思いますが端にいくらかイタミはありますがこの時代のものとしてはかなり良い状態のものと言える思います。   
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